zorki1初現像

  • 先日zorki1ヤフオクで入手した。自分でフィルムカメラを買うのはこれが最初。K100Dでしばらくマニュアル撮影が続いていたこともあり(いわゆるハイパーマニュアルでだけど)どうせならフルマニュアルとzorki1に手を出した。
    とりあえず失敗する事を前提にDPEショップで安いコニカミノルタのJX400というフィルムの24枚撮り5本パック購入して、金曜夜帰宅途中の道すがら1本撮影。昨日は雨で一日中家。今日朝近所で1本とって近くのDPEショップへ現像に出した。プリントなしのROM焼きをおねがいした。
    仕上がりはというと、なんとまあさすがは古いカメラで、フィルムに引っかき傷がついている。画面に複数の線が横切る状態。普段調整はsilkypixのみでPhotoShopは写真に使わないのだけれど、今回あまり酷いものは描いて消した(そのまま残して上げてるのもある←これ水平をデジタルで直しているのがわかってしまうw)。あと線の出ないカットもある。フィルムの入れ方が悪いのかもしれない

    一昨日の夜景は期待していたよりもまともに露出が出ていた。で、やはりK100Dと違って東京の明るい真夜中といえども、ISO400では自分の腕では全部ぶれる。さらにいえばピントもあってない場合が多い。ものによってはsilkypixでモノクロにしてごまかした。こういう粒状感はいかにもフィルムらしくて楽しい。
    zorkiならではと思ったのが今日とったカットで、よく調べていないがシャッターに難があるらしくへんな露光をしている写真が混じっていた。また、ほとんどのカットでいつもとは全く違うレベルで大いに露出やトーンカーブをいじっている。露出がへぼいのは腕ではなくてカメラの所為かもしれないw。。フィルムに傷もつくし、やはり別にまともなフィルムカメラを買う必要があるみたいだ。
    まあソビエトカメラでよく話に聞くような全く動かないということもなく、安いフィルムを使って写真の経験値をためる分には面白くかわいいカメラかなと思う。